Andes Ag(アンデス アグ) ■技術の分野:バイオテック ■ステータス:未公開企業 ■設立年:2018年 ■社員数:11名~50名(2023年8月現在:LinkedInより) ■所在地:1210 Marina Village Pkwy Alameda, CA 94501 ■URL:https://www.andes.bio/ ■主な経営陣 Gonzalo Fuenzalida氏(共同設立者およびCEO)、Tania Timmermann氏(共同設立者およびCTO)、Bjorn Traag氏(CSO)、Anupam Chowdhury氏(Head of Technology)他。 ■最近の資金調達状 2023年3月、シリーズAの投資ラウンドで3000万ドルを調達。今回のラウンドにLeaps by Bayer、Cavallo Ventures、Germin8、Yamaha Motor Sustainability Fundほか複数の投資機関が参加。これを契機に調達資金の総額はおよそ5600万ドルに達した。 ■事業および技術概要 自然環境におけるC02の削減を目的に、有益な微生物技術の研究に取り組むスタートアップ企業。2018年、2人の共同設立者が起業したAndes Ag(以下Andes)では、広大な農地に存在する微生物を使って大気中のCO2 を採集し、ミネラルに転換させることでグリーンハウスのガス容量削減を図る研究活動を展開してきた。同社では、トウモロコシや小麦など植物の種子と微生物を効率的に融合させ、これらを土壌に追加。ここで利用された微生物は、種子の根と共に成長を図りながらCO2におけるミネラル転換を加速化させる。また、降雨時には、これらのミネラルが土壌の深層部へと自然に沈殿することで、土壌の栄養成分が向上される他、排水を助長しながら、植物にありがちな病気の予防にも繋がる。さらに、実施される土壌調査によって検証されたCO2削減によるカーボンクレジットを生成することが可能になる。 ■環境問題への対応に関連したバイオテック企業の展望: 米国の陸地に関しては、約52%が農業に特化している事実を踏まえ、近年においては環境科学の領域へ強い関心を示す投資家が増えている。中でも、Andesが展開しているCO2の削減を目的としたバイオテックの領域はシードステージの投資として殊に注目を集めている。昨年の例を挙げると、同分野のスタートアップ企業Lithos Carbonでは、630万ドルの出資を受けている。Andesの技術における最大の特長は、種子に微生物を融合させるといった非常に簡素な手法を展開することで、農家が従来通りの作業を全く変える必要がない点にある。農家にとってはこうして簡単に利用でき、成果も期待できることから、今後、幅広く普及していく可能性が考慮される。 |
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