Resolve.AI(リゾールブ ドット エーアイ) ■技術の分野:AI ■ステータス:未公開企業 ■設立年:2024年 ■社員数:約130名(2026年3月現在:LinkedInより) ■所在地:San Francisco, CA ■URL:resolve.ai/ ■主な経営陣 Spiros Xanthos氏(共同設立者およびCEO)およびMayank Agarwal 氏(共同設立者およびCTO)他。 ■最近の資金調達状況 2026年3月に完了したシリーズAの投資ラウンドではLightspeed Ventureの牽引によりGreylock、Unusual Ventures、Artisanal、A*も参加した結果1億2500万ドルを調達。前回のシード投資(2024年)で確保した3500万ドルと合わせ総額1億6000万ドルの出資を受けており、同社の評価額も10億ドルに引き上げられた。 ■事業および技術概要 オンコールの障害に自動対応するAI技術を開発。2024年にステルスモードを逸脱すると同時に2年連続で大規模な資金を調達しユニコーン企業へと急成長。サンフランシスコ市に本拠を置き、既に130名ほどの社員を抱えている。同社技術では、サーバやクラウドサービスに障害が発生した際、AIエージェントが原因の解析から修復までの全過程を処理する。これは米国において近年AI SRE(Site Reliability Engineering)の分野で注目されている技術であり、投資家らの強い関心を集めている。現状としてはエンジニアがこれら一連の作業を担うケースが主体であり、複雑なクラウドインフラへの対応や頻繁なデプロイを伴い障害対応に必要な時間とコストに頭を抱える企業は少なくない。Resolve AIはマルチエージェントAI技術を本番環境に直接組み込む手法を用い、アラートの優先順位を特定した後、障害の解析と対応、運用に関連した問題の予見、コード記述時における環境コンテクストをリアルタイムで提示する機能を搭載。ビジネスロジックやスタック、過去の障害履歴など導入企業によって異なるシステムを学習する点で既存のモニタリング技術と大きな差別化を図っている。現在のところDoorDashをはじめMSCI、Coinbase、MongoDB、Salesforce、Zscalerなど大規模な本番環境を持つ大手企業が導入している。DoordashのCEOによると、Resolve AIの導入により自社の広告事業における障害対応が87%の時短を実現したとしている。また、Resolve AIではSAML SSO、ロールベースのアクセス制御、データ暗号化、外部のモデルトレーニング用に使用する顧客データの厳格な規則などセキュリティ対策の強化を重視。SOC 2 Type II、GDPR、HIPAAに代表される様々な規制に準拠している点も大企業での導入においてセールスポイントとなっている。 Comments are closed.
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