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米エリア IT通信
シリコンバレーを中心とした「ベイエリア」のテクノロジー事情や、米国内の注目IT市場を月替りで検証。それぞれのIT市場で活躍する企業(公開または非公開)も併せて紹介。また、テクノロジー業界のエグゼクティブや企業へのインタビューを通じて、日米間の最新ビジネス状況も把握できます。短時間で米国の最新IT事情を読みたい方には、週刊ニュースレター「米エリアIT通信」の購読をお薦めします。購読は無料です。
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This
Month's Bridge Builder
Featuring
the real voice of IT across the Pacific
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December,
2001
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日本の架け橋として
シリコンバレーで活躍する
Ryosho USA
代表取締役社長,
夏目寿明氏
日本の商社は、それ自体が日本と米国の「掛け橋」と言っても過言ではない。第二次世界大戦後、これらの商社が日本経済の高度成長に果たした役割は幅広く、その所産は今も受け継がれている。日本の大手商社の大半は元来、製品の流通販売を前提とした「ツール」として製造活動を行う中から誕生してきた。三菱グループである菱電商事もこの内の一社として挙げられる。三菱電機の国内販売業者として出発し、現在では菱電商事(略称名:菱商)として半導体を中心に多様な高度技術の業界における事業を国際規模で展開している。米国の先端技術を日本市場へ拡充する目的の下、菱商がここシリコンバレーにRyosho USAを開設したのは今から二年前。親会社である菱電商事のモットーは「信頼の掛け橋」。クライアントとベンダの間の強い信頼を基に築き上げるビジネスを意味する。今月の「Bridge Builder」では、Ryosho USAの代表取締役として活躍する夏目氏にお話を伺った。
Q. まずは、夏目さんご自身についてと、菱商での経歴をお聞かせ下さい。
A. 慶応大学では、産業および機械工学を専攻し、卒業後は日本デンソーに就職しました。ここでは、トヨタ生産方式をベースとする生産効率化を推進する生産管理を担当しました。その後1984年に現在の菱商へ入社して以来、90年くらいまではずっと販売と事業開発に関わっていたんです。ところが、それ以降、日本国内における事業開発を専門的にやるようになって、新製品の国内プロモーション、新規顧客の開拓を任されました。"既存の三菱製品販売だけではテリトリーの問題、客先ニーズに対応する事には限界がある。今後の経営拡大には新しいソリューションが不可欠。"と思っていましたから、"この仕事は結構面白いな"と思いましたね。それから、今から約3年前に、菱商がZilog社(旧caliber社)という米国の半導体企業に投資することが決まり、此れを契機に米国進出の機運が高まり、米国でのニュービジネス発掘、開発、無論Zilog社との信頼関係構築に係る責任者として選任されたんです。
Q. 菱商の沿革と事業内容について具体的に教えてもらえますか。
A. 創立は1947年でしたが、当初は利興商会と大興商会という二つの企業から構成されていました。この2社はいずれもエレクトロニクスや電子製品を専門に取り扱っていて、その大半が三菱系列の製品でした。これは、両社がそれぞれ三菱グループからスピンオフしたためなんですね。1958年に菱電商事へ商号を変更して以来、現在では日本をはじめシンガポール、香港、韓国などの海外拠点を合わせて約1200名の従業員を抱えています。当社ではエレクトロニクスや半導体を中心とした上場企業として事業展開を行っています。三菱電機社による株式保有は約3割なんですが、近年では(三菱電機からの)再販製品が全体の半数以下に留まっているのが現状です。また、売上げに関してですが、輸出入とも年間で1億ドルに超えるに至っています。最近では、エレクトロニクスや半導体の他にも、工業システム製品、画像やデータ通信、制御システムにも力を入れています。
Q. Ryosho
USAのミッションと、シリコンバレーでの夏目さんの役割とは何でしょうか。
A. 現在、我々が目指しているのは、日本市場への流通販売を前提に米国から先端技術を調査発掘して、開発することなんですね。そういった中で、新たなソリューションをきちんと見極めて、日本へ情報提供をするのが私の役割です。なかなか、一筋縄ではいかないですね。着任当初より、此米国に来られて同じ様なTryをし、結局は撤退したというStoryを聞いていましたが、今更ながらに実感しています。只、ここに来てやっと、光明が差し出したと言うか、ここにいる存在価値が見出せそうな気がしてきましたよ。来年には、米国市場での再販事業を展開できる様、計画もしていますし。何とか、この会社を存続、発展させたいですね。
Q. 赴任から数年が経ちましたが、シリコンバレーでの事業活動に関して、夏目さんの経験から見て良い点と、逆に短所があれば話してください。
A. 基本的にシリコンバレーは好きなので、せめて自分の取り組みに見通しをつけるまでは暫くは滞在したいですね。長くなるかもしれませんが。
とにかく、事業目的の他に、この業界で重要な人物とも交流しながら幅広い人間関係を作れる部分が有意義ですね。アメリカでのビジネスは、日本に比べるともっと直接的で積極性がありますね。これが取引や意思決定の速さにも繋がっていて、個人的にはこの方が性に合っているみたいです。(アメリカでの事業責任には)大変な部分もありますが、ここではオープンで自由な文化が基本ですし、やりがいもあります。逆に、一番困難な点は、ここシリコンバレーでの事業自体が非常に新しいので、全て自分で一から十までやらなきゃいけない。現地で実際に動いているのは、ある意味では自分ひとりですから。
Q. 今後、どんな新技術を日本へ紹介する予定ですか。また、その選択基準とは何でしょうか。
A. 今、注目しているのやはり、MPEG4ソルーションですね。日本でのモバイル市場に役立つ次世代ソリューションですから。それと無線ネットワークIEEE802.11に絡む製品群。これはいずれのネットワークシステムもワイアレスの領域へと移行を始めていますし、日本もその例外ではなく、逆にI-Modeで代表される様にある領域では世界の先端ですからね。当社ではまだ本格的に取り組んではいませんが、バイオテックへの高い将来性にも関心を持っています。それから、バッテリー技術も、モバイル機器での幅広い活用が期待できるので、視野に入れていますね。
現在、東京本社の情報通信部門向けにASP、ERP等の米国の企業を探していますが、なかなか簡単に商社が介入する難しい。このような企業の殆どは、商売の形態、性質上どうしても直接、顧客との取引が優先されますから。やはり、商社としては結局の処、顧客との信頼関係を生かさないといけませんね。
今月のインタビューでお話をして下さった
夏目氏のメールアドレス:natsume@ryosho.com
菱電商事に関する詳細はhttp://www.ryoden.com で
ご覧いただけます。
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Management
Service Providers (MSPs)
2002年1月14日−16日, Crowne Plaza
San Francisco Union Square,
カリフォルニア州サンフランシスコ
製品の販売やマーケティングに適したService Level Agreements
(SLAs)を中心に、画期的なMSP ビジネスモデルを紹介。
ISP
Business Expo: The 100% Pure ISP Event
2002年1月22日−23日, DoubleTree Hotel,
カリフォルニア州サンノゼ
「ISPによるISPのための」トレードショー。一般的なビジネスから最近の技術に関するトピックまで幅広く取り扱う。
Customer Relationship Management
2002年2月13日−15日, McCormick
Place,
イリノイ州シカゴ
CRMに関連した多彩な内容を網羅したセミナー。特に講演会では「The One Minute Manager」の共著者として知られるKen
Blanchard氏や Purdue UniversityからDr. Jon Anton, (Director of Research,
Center for Customer-Drive Quality)を迎えている。
Pocket PC New York
2002年2月20日−22日,
Jacob Javitz convention center,
ニューヨーク州ニューヨーク
エンタープライズ市場における将来のモバイル・コンピューティングを再定義し得る、最新鋭の
Pocket PC 2002
プラットフォームをはじめ、デバイスやアプリケーション等をセミナーと展示会を通じて幅広く紹介する。
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