Evernote(エバーノート)
■技術の分野:ウェブサービス
■ステータス:未公開企業
■社員数:該当情報なし
■所在地:710 Lakeway Drive #290 Sunnyvale, CA, 94085
■URL: www.evernote.com
■主な経営陣 Stepan Pachikov氏(設立者)、Phil Libin氏(CEO)。取締役会には、Esther Dyson氏およびPayPalの共同設立者Max Levchin氏も参画。
■最近の資金調達状況 2006年3月、エンジェル投資家より900万ドル、その翌年9月にはさらに300万ドルを調達。また、2008年12月には、ロシアを拠点とする Troika Partnersより、シリーズBの投資ラウンドで500万ドルを確保。現在までに調達した資金は、総額14万ドル。最大容量40MBまで無償提供している。今後は、500MBの容量に対応し、フィルタリングや画像認識技術を駆使したプレミアムサービス(月額5ドル/年間45ドル)の提供により、収益を伸ばしていく方針。
■事業および技術概要 マルチプラットフォームにおいて、情報の収集、整理、検索を実行するソフトウエアを開発。例えば、携帯電話で取ったメモやウェブページのクリップ、撮影した写真、録音音声などのデータは、Evernoteのウェブサービスと同期化され、Windows、Mac、Web、携帯機器のクライアントで利用可能になる。この他、同ウェブサービスでは、受信したモや画像などに書かれた印刷および手書きのテキストも認識できる。 2008年5月、数年間の研究を経て、iPhoneアプリとして登場。これを機に、Evernoteサービスは、本格的に注目を浴びるようになった。 2008年11月の時点では、登録ユーザ51万2,000人、作成されたメモの件数は1,400万近くとされている。人気が最も高いiPhoneアプリ(ユーザの57%が利用)に続き、Webが51%、PCクライアントでは32%、Macが28%、その他のモバイルクライアントで8%の利用率となっている(ユーザの半数以上が2種以上のアプリケーションで同社サービスにアクセスしているため、総計は100%を超えている)。機能性の装備という点で、PC とMacのクライアントが最も秀でているにもかかわらず、iPhoneアプリの利用頻度が高い背景には、マルチ機能を搭載した簡単操作の小型デバイスで、「いつでもどこでも」情報収集できるという特性がある。ラップトップPCでは、この身軽さに太刀打ちするのは、難しい。携帯電話で手書きのメモや撮影した写真を保存し、それをEvernoteへ送信すると、自動的にジオタグが付けられる。作成したメモは、Evernote のどのノートブックにも格納が可能で、タグや、日付情報等を手動で編集できる。また、検索後に一括してタグ付けできるため、情報の体系化が自由自在になる。例えば、名刺とその人物の顔写真を保存しておけば、記憶も鮮明に残る。中でも、手書き認識技術に対する評判は高く、乱れた文字でもほぼ確実に収集が可能。PCへのマニュアル入力では時間のかかる数字、書類なども画像情報ひとつで自動処理される点は、特にビジネスの用途で便利な機能である。現時点では、 Radar NetworksおよびQTechが主要な競合とされている 。
Evernote
by Kanabo Consulting Inc. on Thursday January 01, 2009
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